
高齢化率が世界一高い日本。高齢者の増加とともに、介護人材の不足が深刻さを増しています。その打開策の一つとして期待されているのがIoT技術の導入です。今回は、介護の現場で活用されるIoT技術などをご紹介します。
目次
* 世界一の長寿国ながら介護人材が不足している
* 介護の現場で活用されるIoT技術
* IoT技術を日常的に活用する
世界一の長寿国ながら介護人材が不足している
日本は世界一高齢化率が高い国として知られています。令和2年度の内閣府の高齢社会白書によれば、令和元年時点の高齢化率は28.4%。およそ4人に1人は65歳以上の高齢者です。高齢者の増加に伴って、介護人材の不足が深刻さを増しています。平成30年の厚生労働省の発表によれば、2025年度末までに、約245万人の介護人材が必要と計算されています。しかし平成28年度時点の介護職員は183.3万人しかいません。介護人材の不足を補い、介護ケアの向上や負担の軽減の助けになると期待されているのが、IoT技術の活用です。
介護の現場で活用されるIoT技術
介護分野にIoT技術を導入することは、現状の課題の解決に役立ちと考えられています。例えば介護施設向けのIoTを導入することで、スタッフの業務負担が軽減され離職率の低下や若手スタッフの定着率の向上が期待されているのです。介護の現場で活用されるIoT技術は様々ですが、代表的なものを3つご紹介します。
- 見守り
見守りサービスには接触型と非接触型があります。接触型の見守りシステムは介護施設などに導入され、人手不足になりやすい夜間の見守りなどにも活用されています。また、非接触型見守りシステムは、遠隔地に住んでいる高齢の家族の見守りなどにも役立てられているのです。
- コミュニケーション
介護ロボットを活用することで、介護される人とのコミュニケーションがサポートされています。介護ロボットは他にも、入浴支援、移動支援、排泄支援などにも活用が期待されている存在です。
- 業務支援
介護業務にもIoT技術の導入が促進されています。例えば、これまで紙媒体で管理していた情報を電子化することで書類作成をスムーズにしたり、スマートフォンやタブレットを活用した効率化が一例です。
IoT技術を日常的に活用する
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