超高齢化社会を迎えた介護と日本の現状、生き生きと暮らすためのポイント

超高齢化社会の日本において、介護も身近な課題となっています。今回は、日本の現状と合わせて、高齢者が生き生きと暮らすためのポイントや家族の老化サインを見逃さないために大切なことなどについて解説します。

高齢化社会の日本では約5.4人に1人が要介護(要支援)認定者

日本の高齢化率は、世界1位。総人口は減っていますが、65歳以上の高齢者の数は増加傾向にあります。2021年9月15日現在推計では65歳以上の高齢者数は3640万人。総人口に占める割合は29.1%を記録しています。

また、要介護(要支援)認定者の数は、令和元年度末時点で669万人です。約5.4人に1人が要介護(要支援)認定者と考えると、介護は身近な存在と言えるでしょう。

参照:高齢者の人口|総務省統計局
令和元年度 介護保険事業状況報告(年報)|厚生労働省

介護保険で利用できるサービスはさまざま

厚生労働省の介護事業所・生活関連情報検索サイトでは、介護保険で利用できるサービスとして26種類54のサービスが紹介されています。介護保険で利用できるサービスには大きく2つあり、要支援1〜2と認定された場合は予防給付、要介護1〜5と認定された場合は介護給付のサービスが利用可能です。

一口に介護と言っても、利用できるサービスの内容は異なります。いざという時に自分自身や家族にとって最適のサービスを選べるようにするためには、どのようなサービスがあるのか把握することが大切です。高齢化が進み、約5.4人に1人が要介護(要支援)認定者となっている昨今、介護に関する知識を身につけておくことは老後の備えになります。

参照:介護事業所・生活関連情報検索|厚生労働省

いつまでの生き生きと暮らすためには体を動かすことがポイント

健康状態を維持する方法は人それぞれであり一概に要約することはできません。しかし、体を動かさなくなると要介護状態に進む可能性が高くなります。歳を取ると身体機能の衰えなどから体を動かすことを億劫に感じてしまう場合もあるでしょう。しかし体を動かさないことは老化のサインです。高齢者になってからも運動習慣を身につけ適切に体を動かし続けることが、いつまでも自分らしく生き生きと暮らすためのポイントです。

家族の老化サインを見逃さないためには日頃のコミュニケーションが大切

自分自身の介護だけではなく、家族の介護が心配な方もいるでしょう。家族の老化サインを見逃さないためには、日頃からコミュニケーションをとることが大切です。現代はIT技術の進歩などから、遠方で暮らしていてもビデオ通話などを通じてコミュニケーションをはかることができます。

老化サインの早期発見は、高齢者の健康維持に役立ちますので、日頃から意識的にコミュニケーションをはかることが大事です。

ただし、高齢者の方はIT機器などの使い方に慣れるまでに時間がかかります。ビデオ通話1つとってもなかなか使い方を覚えられない方もいるでしょう。新しい機器や使い方に慣れてもらうためのポイントとしては親の気持ちを尊重して、慣れるまで辛抱強く付き合うことが挙げられます。例えばビデオ通話であれば「これが使えるようになると孫の顔を見ながら会話ができるよ」など、明るい未来を提示することで、前向きに慣れてくれる可能性が高くなります。また、使用する機器はなるべく使い方が簡単で手間がないものを選ぶことがポイントです。便利な機器をうまく活用することで、物理的な距離があっても適度な交流がしやすくなります。

監視はNG!適度な見守り方のポイント

要支援や要介護の段階になくても「親も高齢になってきたし心配だから……」と見守りサービスを始める方もいます。その際に重要なのが監視にならないように注意することです。本来、見守りは見守る人も見守られる人も安心感を得られるあたたかな交流ですが、特に見守られている人がストレスを強く感じたり、監視されているようで不快だと感じては意味がありません。

適度な見守りを実施するポイントの一つはプライバシーを尊重することです。一概に見守りサービスと言っても様々な種類があります。見守られる人とよく相談をし、見守られる人に合った不快感を感じないサービスを選ぶことが肝心です。

Hachiならプライバシーを尊重し安心感のある見守りができる

見守りサービスHachiは、アプリを活用し、見守られる人のプライバシーを尊重しながら見守りができます。見守られる人はHachiがインストールされたApple Watchをつけておくだけ。ボタン一つで簡単にビデオ通話ができますが、ボタンを押さなければカメラで見られるわけではないのでプライバシーが守られます。見守る人には見守られる人のバイタル情報などが自動で届くので、健康状態に気を配ることが可能です。万が一の時には簡単にSOS送信ができる機能も備わっており、いざという時にも安心です。より詳しく知りたい方は、ぜひ下記をご覧ください。

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離れて暮らすご家族をみまもります。

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Yuko Matsumoto

AP TECH株式会社 ソフトウェア開発事業部 WEBマーケティング / カスタマーサポート