Apple Watchを使いこなす方法!便利な技をまとめて紹介!

世界中で多くの人が利用しているApple Watch。機能も多彩です。今回は、Apple Watchを使いこなすためのポイントや便利な技をまとめてご紹介します!

Apple Watchとは?

Apple社が販売しているスマートウォッチであるApple Watch。2015年に販売が開始して以降、人気を高めています。より詳しくはこちらの記事で紹介しています。

また、セルラーモデルとGPSモデルについては下記のような違いがあります。

Apple Watchは高機能です。優秀ゆえに、どの機能を使えば良いのか迷うこともあるでしょう。使いこなすためのポイントは、自分が必要な機能を明らかにして、自分に合った必要な機能を使うことです。逆にいうと、自分に合った必要な機能を使えていれば十分使いこなせていると言えます。

これから、Apple Watchの便利な機能をご紹介していきますので、自分に合った機能を見つける参考にしてみてください。

健康管理に役立てる

Apple Watchにはヘルスケアに役立つアプリが多く入っています。

アプリ名

主な機能

対応モデル
( 2022/10/1時点、販売中モデルのみ )

アクティビティ

自分が1日どのくらい活動しているかを可視化してくれる

Ultra
Series 8
Series 7
SE
Series 3

ヘルスケア

Apple Watchで測定したヘルスケアデータを一括で管理

Ultra
Series 8
Series 7
SE

心電図

心電図の計測
異常通知機能あり

Ultra
Series 8
Series 7

心拍数

心拍数の計測
異常通知機能あり

Ultra
Series 8
Series 7
SE
Series 3

睡眠

睡眠データを記録する

Ultra
Series 8
Series 7
SE
Series 3

マインドフルネス

瞑想を取り入れることができる

Ultra
Series 8
Series 7
SE
Series 3

ワークアウト

ワークアウトデータの記録ができる

Ultra
Series 8
Series 7
SE
Series 3

血中酸素ウェルネス

血中酸素を調べる(ただし、医療目的ではなく一般的なウェルネスを目的とする)

Ultra
Series 8
Series 7

転倒検知

転倒を検知する

Ultra
Series 8
Series 7
SE

皮膚温センサー

女性の健康管理に役立つ周期記録を届けるセンサー

Ultra
Series 8

これらの機能をうまく取り入れることで、毎日より活き活きとより健康的に暮らすことが目指せます。

「アクティビティ」アプリを健康維持に役立てる

自分が1日どのくらい活動しているかを可視化してくれるのが「アクティビティ」アプリです。

3重リングで表示され、赤はムーブ(消費カロリー)、緑はエクササイズ(運動時間)、青はスタンド(席を立った回数)を計測し、ゴール(目標)を達成すると円が完成します。リングが完成するごとに演出付きで教えてくれるので、励みになります。

3つ完成した時の演出は特に綺麗です。だんだん慣れてきますが、それでも完成すると嬉しさを実感する人は多いと思います。

ゴールは「ゴールを変更」で変更可能です。活動記録は、iPhoneのフィットネスアプリに記録されます。

「ヘルスケア」アプリ

自分の健康に関する情報をまとめて管理・閲覧できるのが、iPhone内の「ヘルスケア」アプリ。Apple Watchの各種データとも連携されており、健康管理に役立てることができます。

活用ポイント①:「ヘルスケアの詳細」「メディカルID」を活用しよう

iPhoneの「ヘルスケア」アプリ内にある「ヘルスケアの詳細」「メディカルID」に情報を登録しておくこともオススメ。

特に「メディカルID」に情報を入れておけば、万が一緊急の際も、手当をしてくれる人がロック解除なしで情報を確認可能です。

活用ポイント②:ヘルスケアチェックリストを確認

ヘルスケアアプリを有効に活用するためにも、事前にヘルスケアチェックリストを確認しておきましょう。もし無効と表示されている項目があれば、まだ設定が済んでいないので設定することが必要です。設定することで、Apple Watchとの連携が行えるようになります。

自分や家族に健康不安がある方には『みまもりサービス「Hachi」』の利用もオススメです。詳しくはこちらをご覧ください。

「心電図」アプリ

Series 4以降に搭載されている電気心拍センサーを活用した「心電図」アプリ。心房細動の兆候が現れると通知が届く機能があります。Apple Watchを装着していない方の手を、横にあるデジタルクラウンに30秒程度当てることで測定が可能です。

心電図 App は心電図を記録します。心電図は、心臓の鼓動をつかさどっている微小な電気信号をグラフに表したものです。心電図 App は、こうした電気信号をとらえて心拍数を把握し、心臓の心房と心室が規則的に動いているかを調べます。リズムが乱れている場合は心房細動が疑われます。
引用:Apple Watch の心電図 App で心電図をとる

ただし心臓発作や心臓関連の病気などを検知することはできません。何かしら体調不良を感じた場合は、早めに病院を受診しましょう。

「心拍数」をチェック

「心拍数」アプリでは心拍数の計測ができます。現在・安静時・歩行時平均などの心拍を知ることができます。安静時に高心拍または低心拍の状態が10分続いた場合は、通知を受け取ることも可能です。

「睡眠」アプリで快適な睡眠

規則正しい睡眠をとることは健康維持につながります。Apple Watchは寝ている時も手首につけていられるので睡眠管理にオススメです。「睡眠」アプリを活用すると、睡眠スケジュールを設定・管理することができます。睡眠目標や睡眠スケジュールの設定、睡眠時間の記録や目覚ましアラームなどの利用ができ、自分の睡眠習慣を把握しやすいです。

「マインドフルネス」アプリで瞑想を取り入れよう

近年注目されているマインドフルネス。活用することでストレス軽減や集中力が高まるなど嬉しい効果が期待できます。「マインドフルネス」アプリ内にある項目は、「リフレクト」と「呼吸」の2項目です。

「リフレクト」をタップすると、お題が表示され、1分間そのお題について考えを巡らすことができます。
「呼吸」をタップすると案内に従って呼吸に意識を集中することができリラックスに繋がります。

通知をオンにしておくと、毎日定期的に通知がくるので、マインドフルネスを習慣化しやすいです。

「ワークアウト」で運動習慣を身につけよう

「ワークアウト」アプリを活用すると、運動時の合計時間や距離、カロリーや平均ペースなどを記録できます。運動習慣の振り返りに便利です。

散歩を例にした利用例は、こちらの記事で紹介しています!

「血中酸素ウェルネス」

いわゆる「SpO2」「血中酸素飽和度」と呼ばれるバイタルデータを計測できる「血中酸素ウェルネス」アプリ。設定すればバックグラウンドで自動的に測定してくれます。なおこの計測は医療目的ではなく、あくまで一般的なウェルネス目的での計測です。

こちらの記事で自動計測の設定方法などを紹介しています!

「転倒検知」で万が一の時に備える

年を取るほど転倒の危険性は増していきます。Apple Watchには転倒検知機能があり、オンにしておくと、転倒したまま動かないでいた時に緊急SOSを発信してくれます。設定する場合は、iPhoneの「Watch」アプリ内になる「緊急SOS」をタップして、「転倒検知」をオンにしておきましょう。「常にオン」か「ワークアウト中のみオン」か選べます。

「皮膚温センサー」

Apple Watch Series 8 から新しく搭載された「皮膚温センサー」。生理周期や排卵日が推測できるので、女性の健康管理に便利です。その名の通り、皮膚温の変化から排卵日の推測が可能となっています。

キャッシュレス決済でスマートに

キャッシュレス決済利用

Apple Watchでは、電子決済サービス「Apple Pay」が活用できます。Apple Payに交通系ICカードやクレジットカード情報などを登録しておけば、Apple Watchをかざすだけでスマートに決済が可能です。使用するためには、iPhoneもしくはApple Watchの「ウォレット」アプリに各種サービスの情報を登録します。対応店舗等ならApple Payでの支払いが可能です。

iPhoneでウォレットに情報を追加する場合

iPhoneのApple Watch アプリを選択します。
「マイウォッチ」の中の「ウォレットとApple Pay」をタップ。

「カードを追加」を選択し、案内に従って登録することで、情報を追加できます。

Apple Watchのウォレットアプリで情報を追加する場合

Apple Watchのウォレットアプリを開きます。

「カードを追加」を選択して、案内に従って登録することで、情報が追加できます。

PayPayを利用する

Apple WatchでPayPayを使って支払いができます。ただし、Apple Watch本体にカメラがないため、バーコードを読み取って支払うことはできないのでご注意ください(バーコードを見せて支払うことは可能です)。

また、チャージはiPhoneで行う必要があります。残高には余裕を持っておくことをおすすめします。

生活をより便利にする多彩な機能

電話やFaceTimeオーディオが使える

「電話」アプリを使うことで、Apple Watchから電話をかけたり応答することができます。ただし、GPSモデルはiPhoneが近くにないと電話できないので注意しましょう。

なお、FaceTimeオーディオを使うこともできます。FaceTimeオーディオの場合は、Wi-Fi環境があれば、GPSモデルでも単体で発信したり着信を受けたりできます。

メールやメッセージの送受信ができる

Apple Watchで届いたメールの確認や、返信ができます。筆者の所感として、長文の返信は大変ですが、届いてすぐに内容を確認できるのは便利です。

また、「メッセージ」アプリを活用した送受信もApple Watchで可能です。

LINEの活用

Apple Watchで「LINE」アプリの使用が可能です。受信したメッセージの確認や返信ができます。音声入力で文章を入力したり、スタンプで返信するなど、対応しやすいです。ただし、LINE音声通話は対応していないのでご注意ください。

天気の確認

「天気」アプリを利用すると、現在地の時間別天気予報や気温を確認できます。「都市を追加」すれば、追加した場所の天気の確認も可能です。

カレンダーで予定管理

1週間分のiPhoneのカレンダーアプリの情報をApple Watchで見ることができます。スケジュール管理に便利です。

音楽再生

Apple Watchには、iPhoneで再生した音楽のリモコンとして使える機能と、単体で音楽を再生する機能があります。

iPhoneで音楽を再生すると、自動的にApple Watch上に再生中の曲の画面が表示されます。一時停止や、デジタルクラウンを回して音量を調整するなど、リモコンとして利用ができます。

また、セルラーモデルならストリーミング再生が可能。GPSモデルでもApple Musicでダウンロード済みの曲などはオフライン再生が可能です。ただし、Apple Watchのスピーカーは音楽再生には対応していないので、Bluetoothイヤホンを用意しておきましょう。

マップ

地図機能のある「マップ」アプリも標準でApple Watchに入っています。地図を表示したり、スポットを検索して詳細情報の確認が可能です。例えば行きたいお店の住所や地図などを視覚的に把握できます。経路検索やナビゲーション機能も使えるので、迷わず辿り着けるでしょう。

便利な+α技

Siriの活用

デジタルクラウンを長押しするとSiriが起動します。また、手首をあげて話す「HeySiri」と呼び掛けることでも起動します。Apple Watchの機能をSiriに話しかけることで使えるので便利です。

例えば「(アプリ名)を起動して」と話しかければ、その機能が立ち上がります。「(サイト名)を表示して」と話しかければ、そのWebサイトの閲覧が可能です。ただし、文字が小さい場合があるのでお気をつけください。Siriに話しかけるだけで多彩な機能を有効活用できます。

Apple Watch対応のアプリを入れればさらに自分好みの利用が可能

標準で入っているアプリ以外にも、自分が使いたいアプリを入れることでさらに自分好みにカスタマイズして利用ができます

筆者がよく使っているのが、セサミでの解錠です。鍵の出し入れをしなくても指先一つで解錠と施錠ができるので便利です。

Apple Watch用のInstagramやTwitterアプリなどもあります。気に入ったアプリをアップルウォッチに入れてさらに利活用してみるのもオススメです!

必要な機能を使い倒そう!

Apple Watchでできることは多彩です。ただし、無理に全てを使う必要はありません。無理に全部使わなくとも、自分にとって必要な機能を問題なく使いこなせていれば、十分にApple Watchを活用できています

自分好みにカスタマイズして、生活をより豊かにしていきましょう。

最後に、弊社開発のApple Watchを使った便利な見守りサービスをご紹介します。指1本で簡単にできるSOS機能付き。健康不安がある家族の見守りにも安心して使えるみまもりサービス「Hachi」。遠く離れて暮らしている家族や、同居家族の見守りに使えます。家族と無理なく繋がりつつ、より安心して暮らしたい方はぜひ下記よりご覧ください。

 Apple WatchやiPhoneを活用し、
離れて暮らすご家族をみまもります。

\ Hachiのサービスについて詳しくはこちら! /

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Yuko Matsumoto

AP TECH株式会社 ソフトウェア開発事業部 WEBマーケティング / カスタマーサポート