ELTRES™との遠征 in 八幡平

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突然ですが「八幡平アスピーテライン」をご存知ですか。

岩手と秋田をまたぐ全長27kmのドライブウェイで、例年4月中旬以降には「雪の回廊」として開通することでも有名な山道です。 

私たちは、4月24・25日 「ELTRES™(エルトレス)」を展開するソニーネットワークコミュニケーションズの日高さまと、携帯電話の不通エリアを探しにアスピーテラインに行ってきました。

その理由はと言うと、この夏に予定している、ELTRES™と弊社のデータハンドリングシステム 「LEOCS(リオックス)」による、携帯電話の不通エリアでのドローンや車両の位置情報を追跡する PoC(概念実証)*の場所を選定するためです。

*Proof of Conept:新しい事業や技術、アイデアなどの実証を目的とした試作開発前の検証

ELTRES™ とは、時速100kmで走行中の車両からも通信が可能な、ソニーネットワークコミュニケーションズの独自規格による LPWA* ネットワークです。

そのELTRES™との協働により、山間部や離島のような携帯不通エリアでも利用できる、エコでスマートな通信システムの開発を現在目指しています。

*Low Power Wide Area:少量の消費電力で広域の通信が可能な無線通信技術。

種類のELTRES™端末
ダッシュボードに取り付けられたELTRES™端末

岩手の美しい自然の中、今後に向けたアイデアを自由に出し合った今回の旅。

技術的な議論はもとより、ELTRES™とLEOCSのパートナーシップも大いに深める機会となりました。

アスピーテラインの雪の回廊を歩く
(左から)大西(AP TECH代表取締役)、日高さん(ソニーネットワークコミュニケーションズ)、金野(AP TECHエンジニア)

AP TECHでは今、このPoCのデモに向け、総力を挙げて取り組んでいる真っ最中です。そして近い将来、皆さまをこのエキサイティングな旅にお連れすることを楽しみにしています。

もし、詳細についてご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひお問い合わせくださいませ。