9月26日、令和5年度 八幡平メディテックバレーシンポジウムが開催されました。このイベントは、「データ連携が拓く新しい医療・交通、そしてドローン物流の姿」をテーマとし、各分野の最先端で活躍する5人のスピーカーが登壇しました。刺激を受けた方がいらっしゃれば幸いです。

まずは、八幡平市市立病院の望月院長から。望月院長は「PHRを利用したオンライン診療の実際」と題したプレゼンテーションで、医師数の減少と患者のニーズの増加についてご講演いただきました。遠隔医療は、将来的に日本の医療システムに負担をかけないようにするための重要なツールになるだろうというお話をされました。

次に登壇したのは大西一朗事務局長です。AP TECHの代表である大西は、携帯電話の電波が届かなくても機能するデータ伝送ソフトウェアの開発についてお話しました。この技術の詳細については、こちらの記事をご覧ください。

3人目のスピーカーは、ドローンファンドの共同創業者である大前創希氏。大前氏の講演は、ドローンの未来と、ドローンが非都市部の活性化のためにどのような役割を果たすかについて焦点を当てたものでした。ドローンファンドの取り組みについてはこちらをご覧ください。

最後のスピーカーは上野由美氏。グーグル・クラウド・ジャパン合同会社の執行役員である上野氏は、地方のデジタル化のためにグーグル・クラウドをベースにしたさまざまなソリューションを紹介しました。洞察は、シンポジウムの前半で望月博士が提起した問題のいくつかに対して、具体的な解決策を提示しました。

令和5年度 八幡平メディテックバレーシンポジウムは大盛況のうちに終了しました。このイベントの実現にご尽力いただいた素晴らしい講演者とスタッフの皆様に感謝いたします。また、ご来場いただいた皆様、ライブ配信にご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
ご参加いただけなかった方、もう一度ご覧になりたい方は、こちらからライブストリームの録画をご覧いただけます。
※1つ目の動画の音声がない状態での公開になってしまいました。申し訳ございません。編集後の動画にて改めて公開させて頂きますので、それまでもうしばらくお待ちください。